腰椎分離症(ようついぶんりしょう)は、背骨の一部である腰椎の疲労骨折です。特に成長期の子どもが、スポーツなどで繰り返し腰に負担をかけることで発症することが多く、スポーツ選手の約30%に認められるとも言われています。50歳前後でも見られます。
原因
- 繰り返しの負荷: 腰を反らしたり、ひねったりする動作の繰り返しにより、腰椎の一部(椎弓)にひびが入り、疲労骨折を起こします。
- 骨の未発達: 成長期の子どもは骨が未発達なため、疲労骨折を起こしやすいです。
- 体幹筋の弱さ: 腹筋や背筋などの体幹筋が弱いと、腰椎を支える機能が低下し、負担がかかりやすくなります。
- 遺伝的要因: 全ての人が分離症になるわけではなく、体質的な要因も関係すると考えられています。
症状
- 腰痛: 最も主要な症状です。特に腰を反らしたり、ひねったりした時に痛みが増すのが特徴です。
- お尻や太ももの痛み・しびれ: 痛みが腰だけでなく、お尻や太ももの外側に広がることもあります。
- 違和感: 腰椎下部、中心に違和感が感じることが腰椎分離症の前兆になることがある
- 症状の悪化: 進行すると、安静時や日常生活の動作(立つ、座る、歩くなど)でも痛みを感じるようになります。
- 分離すべり症への移行: 分離が進行し、腰椎が前方や後方にずれる「分離すべり症」に移行すると、神経が圧迫され、より強い腰痛や足のしびれが生じることがあります。
当院の施術は、鍼灸や筋膜リリースを用いて、腰椎分離している周りの筋肉の緩和をしています。
腰椎分離症からのぎっくり腰は、腰が抜けるように激痛になりトイレにいくのも大変になります。
当院では、おすすめの寝具、してはいけない動作、改善していく状態などを説明しています。
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かない鍼灸整体院でございます。