腰椎分離症(ようついぶんりしょう)は、背骨の一部である腰椎の疲労骨折です。10歳から16歳前後に多く、激しいスポーツをする方。当院では身体を捻るような動作、身体を反らす様な動作、野球、サッカー等の種目の方が多いです。
スポーツ選手の約30%に認められるとも言われています。50歳前後でも見られます。
原因
- 繰り返しの負荷: 柔道の打ち込みなど腰を反らしたり、野球の素振りなど腰をひねったりする動作の繰り返しにより、腰椎の一部にひびが入り、疲労骨折を起こします。
- 骨の未発達: 成人前の子どもは骨が未発達なため、疲労骨折を起こしやすいです。
- 体幹筋の弱さ: 腹筋や背筋などの体幹筋が弱いと、筋肉を通り越して骨に負担がかかりやすくなります。
- 遺伝的要因: 全ての人に起るわけではなく、体型、体質。遺伝的な要因も関係すると考えられています。
症状
- 腰痛: 最も主要な症状です。座っているだけでも腰が痛い。動かして痛いのはに腰を反らしたり、ひねったりした時に痛みが増すのが特徴です。
- お尻や太ももの痛み・しびれ: 痛みが腰だけでなく、坐骨神経痛になりお尻や太ももの外側に広がることもあります。
- 違和感: 腰椎下部、中心に違和感が感じることが腰椎分離症の前兆になり、ぎっくり腰に発展する場合もあり。冬は足先が冷えて暖まらない
- 症状の悪化: 進行すると、日常生活の動作(立つ瞬間、座っている姿勢、歩くなどで腰に響く)でも痛みを感じるようになります。
- 分離すべり症への移行: 分離が進行し、筋力が低下すると腰椎が前方や後方にずれる「分離すべり症」に移行すると、神経が圧迫され、より強い坐骨神経痛が生じることがあります。
当院の施術は、鍼灸や筋膜リリースを用いて、腰椎分離している周りの筋肉の緩和をしています。
マッサージで腰を押したりすると、痛みが増す場合があります。 安静第一です。
腰椎分離症からのぎっくり腰は、腰が抜けるように激痛になりトイレにいくのも大変になります。
当院では、分離症に合うコルセット、身体を反るような動作の禁止、改善していく状態などを説明しています。
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かない鍼灸整体院でございます。